このページでは、京都精華大学 人文学部 環境社会学科の講義「環境ジャーナリズム」(2003年度前期)の公開をしています。「環境ジャーナリズム」は、環境文化コースの必修科目(2年次配当)で、中尾ハジメが担当していました。講義概要はこちらです。
この授業公開は「環境ジャーナリズム」受講生がテープ起こししたものを編集しています。
「環境ジャーナリズム」の授業公開
- 第2回 ジャーナリズム探求の「輪郭」!
- 導入にあたるこの第2回授業では、90分の尺にはやや荷が勝ちすぎる感のあるものの、学生諸君がこれから相手とする「ジャーナリズム」が、いかなる状況の中に存在し、いかなる使命を持っているのかを、足尾鉱毒問題をめぐるジャーナリズムの実例を引きながらすすめる。
- (授業:2003.04.22、WEB公開:2003.06.10)
- 第8回 原爆をめぐるジャーナリズム3──長崎の証言の会
- 原子爆弾をめぐるジャーナリズムについて考えを進めるために、いま一度、原子爆弾の周辺にある専門的な用語や、原子爆弾のもたらす状況について立ち止まる。のちに「長崎の証言の会」の活動を紹介する。
- (授業:2003.06.03、WEB公開:2003.07.30)
- 第9回 科学? 事実? フィクション? ノン・フィクション?
- (授業:2003.06.10、WEB公開:2004.05.03)
- 第10回「事実」と「虚構」
- なんらかの記述するということが不可避的に「虚構」を含むことを、重松静馬の『重松日記』と井伏鱒二の『黒い雨』の例から考え、「事実」と「虚構」が単純な矛盾概念でとらえられないということを説明する。
- (授業:2003.06.17、WEB公開:2003.07.30)
- 第12回「プロパガンダ」
- (授業:2003.07.01、WEB公開:2003.08.24)
- 第13回「ジャーナリズムとプロパガンダ」を考えていると、教育についての相反するふた通りの考え方を発見することになった
- (授業:2003.07.08、WEB公開:2004.05.03)